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HG

【ガンプラ作例】陸戦型ジムを全塗装・ウェザリングで密林配備カラーに!

筆塗りおじさん

HG陸戦型ジムに多少のディテールを追加し、オリジナルカラーで塗装して仕上げました。

多少強めにウェザリングをしています。陸戦型の常ですね。

使用キット

HGUC 1/144 陸戦型ジム
1,650円 2017年01月発売(公式サイト

キットの成形色は、メインカラーのベージュとサブカラーのオレンジが目を引く明るめのカラーリングですが、密林に配備された機体と設定し、暗めのカラーリングに変えてみました。

全塗装は配色をガラッと変えられ、作品に個性を出せるので楽しいですよね!

カラーチェンジウェザリングの参考になれば嬉しいです!

それでは本編をどうぞ!

1.全体像

陸ジム_正面
陸ジム_背面

密林地帯に潜みながら敵を迎撃する運用を想定し、グリーンをアクセントに暗めのカラーリングで仕上げました。

グレーは隠ぺい力が強いので少ない塗り重ねで済みました。
エッジをつぶさず仕上げることができるのが嬉しいです。

単調にならないよう、オレンジの識別帯をペイントしました。
直線になるよう隙間を開けてマスキングテープを貼り、隙間部分をオレンジで塗っています。

素組みの陸ジム

▲素組みの陸ジムさんです。最初はこんな色。

2.工作

2-1.スジボリ

本キットは元からディテールが細かく情報量が多いので、うるさくならないよう必要最低限のスジボリを施してみました。

▲胴体と肩アーマーのスジボリです。肩はデカールを貼るスペースを残したかったので、申し訳程度にパネルラインを彫り込みました。デカールを貼る位置を考えながらスジボリすると、バランスよく彫れます。

▲二の腕は、装甲のメンテナンス時に取り外しできるようなパネルラインを想像しスジボリしました。実際の運用を考えてデザインすると、パネルラインに説得力が出ます

▲脚部のスジボリです。地球連邦軍の機体は太ももにディテールがないものが多いので、スジボリチャンスポイントです。全体のディテールに馴染むようにデザインを考え、スジボリしました。

2-2.ディテールアップパーツ

スペースが開いて寂しい箇所に、コトブキヤのM.S.G(モデリングサポートグッズ)から”角モールド”を取り付けました。

コトブキヤのM.S.Gシリーズは手軽にディテールアップができて便利です。
プラスチック素材なので、取り付けにはタミヤセメントなどの樹脂系接着剤を使います。

謎の殴打武器

ストックしていたジャンクパーツから良さそうなものを拾って、手にハメる殴打武器を作りました。

M.S.Gからリベットモールドをチョイスし、手の甲の4隅に貼り付けました。無骨な感じが出た気がします。

射撃武器の弾倉が無くなった場合に使う武器です。

3.ウェザリング

「陸戦型」の本キット、どうしても汚しに力が入ってしまいます(笑

以下の汚しを施しました。

スポンジチッピングで塗装ハゲを描き足した後にウォッシングします。
塗装ハゲも含めて汚すことで、汚れが全体に馴染むからです。

また、ウォッシングするとスミ入れも同時に行うことができてお手軽です。

※ウォッシング…薄めた塗料で洗うように塗装すること

3-1.スポンジチッピング

スポンジチッピングとは、塗料を含ませたスポンジをパーツにスタンプする技法です。
スポンジの目によってランダムな汚しを描き込むことができます。

装甲のカドや足周りなど、擦れたりぶつかったりして塗装が剥げそうな個所に施すと効果的です。

ポイント
  1. 塗料は付け過ぎない
  2. 目の粗さを変えてランダム感を出す

① スポンジに塗料が付き過ぎているとベチャっとして上手くスタンプできません
塗料を付けた後、ティッシュなどで少し拭き取ってからスタンプすると良いでしょう。

②スポンジの目の粗さを(大きさ)を変えると、大き目・小さ目の塗装ハゲを混ぜることができ自然な感じが出ます
スポンジは家庭用のものでOKで、目の小さいものはメラミンスポンジを使っても面白いです。

3-2.武装のウェザリング

武装も本体と同様、丁寧に汚してあげると見栄えがします

シールドは角ばった形状なので、角を強めに汚します
また、射撃武器はモナカ構造なので合わせ目をしっかり消してやり、凹凸を強調するようにドライブラシすると映えます

4.デカールワーク

とっておきのデカールは、広くて目立つ一等地に貼りましょう。この機体は地球連邦軍所属の8号機です(設定)。所属と機体番号を目立つ肩・腰・盾に飾りました。

▲白とオレンジは相性がいい組み合わせです。連邦軍部隊マークの白にオレンジの小さなコーションデカールを合わせ、色で情報量を追加します。

▲識別帯のオレンジが本機のアクセントカラーです。アクセントカラーに合わせてオレンジ色のデカールをチョイスしました。機体配色に合わせてデカールの色を決めると統一感が出て良きです。

おわり

ポーズ1
ポーズ2
ポーズ3

原作と異なるアレンジに物言いがついた本キット。私も、もう少しマッシブな方が良いと感じました。

まとめ
  • 隠ぺい力が高い色はエッジをつぶさず塗装できる
  • 直線はマスキングテープで挟んで描き込み
  • 塗装剥げはパーツの角を中心に
  • デカールは機体配色に合わせると◎

以上、参考になれば嬉しいです!

使用キット

HGUC 1/144 陸戦型ジム
1,650円 2017年01月発売(公式サイト

デザインは賛否両論でしたが、可動はめちゃめちゃいいです。
腹部にも稼働軸があるのでどんなポージングでももってこい。カッコいいキットです。

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プロフィール
筆塗りおじさん
筆塗りおじさん
会社員 | リビングモデラー
筆塗り大好き「筆塗りおじさん」です!

・北海道札幌市在住
・IT系企業に勤める会社員
・2020年から本格的にガンプラ製作を開始
・得意:筆塗り・スジボリ
・GANSTA(ガンスタ)のいいね数 3,834
・製作ペース:8体/年

筆塗りを楽しみながら、アクリジョンのすばらしさ、ガンプラ製作の楽しさを発信しています。

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