【塗り分け地獄】アドバンスドヘイズルをアクリジョンの筆塗りで部分塗装!
HGアドバンスドヘイズルの成形色で足りない色を筆塗りで補った作例です。
機体は細かい色分けが多く、キットの成形色ではほぼ表現されていません。
足りない色を筆で描き込み、設定色を再現することにしました。
装甲のブルー、バインダーのホワイト部分は成形色のままです。
HGUC ガンダムTR-1[アドバンスドヘイズル]
1,760円 2005年11月発売(公式サイト)
不勉強な筆者は、本機に関する知識が全くありません。
足がデカくて飾り映えしそうだな、くらいの気持ちで製作に取り掛かりましたが、その甘さに気づかされるのでした…。(詳細は後述)
(かなり難しい)
パーツ成形色で足りない色を筆塗りするだけでグッと完成度をが上がるので、部分塗装をしてみたい方はぜひ参考にしてみてください!
それでは本編をどうぞ!
1.全体像
色分けされていない部分は全身に及ぶため、部分塗装が必要な箇所はかなり多くなります。
色分けされていない個所は以下の通りです。
- 黄色
- ヒール
- スラスターノズル
- バインダー
- 暗いグレー
- スネ、フクラハギ黄色の部分
- シルバー
- バックパックのバーニア
- リアアーマーのスラスター
- バインダーの細部ほとんど
- ハンドパーツの爪
2.成形色の合わせ目消し
タミヤセメントなど樹脂系接着剤で合わせ目消しをすると、白化して跡が残ります。
ティターンズの暗い機体は、成形色のままだと合わせ目の白化が目立ってしまいます。
これは防ぎようがないので、白化が気になるなら、そこだけ塗装するか近い色のペンや色鉛筆でごまかすしかないでしょう。
成形色の合わせ目消しは難しいのです。
3.細かい塗り分け
成形色では黄色が足りない個所が多いです。特にスラスターやバインダーの黄色部分です。
部分塗装で黄色にしたいのですが、アクリジョンの黄色は隠ぺい力が最弱なので、ベースイエローとオレンジイエローを混ぜて塗ると良いでしょう。くすんだ黄色のベースイエローと少しオレンジ寄りのオレンジイエローを混ぜると、イイ感じの黄色になります。
本機には上半身・下半身にセンサーがあり塗り分けると映えます。
シルバー → クリアグリーンの順に塗ると、キラッと光る黄緑のセンサーに塗ることができます。
指先は設定通り赤で塗りました。赤も発色しにくい色です。
シャインレッドにベースレッドを混ぜて発色を強化すると良いでしょう。
脚部も塗り分けが必要な個所が多いです。丁寧にグレーで塗り分けてやると、完成度がぐっと上がります。
バックパックのバーニア内部を黄色に、リアアーマーのスラスターノズルもシルバーに塗りました。
細やかな仕事が作品を引き締めます。(正直大変でした)
バックパックの大きなバインダーは成形色による色分けが全くないため、赤・黄・グレーの3色で塗り分ける必要があり、製作当時は大変でした。
塗装フェーズの最後に手を付けましたが、バインダーの塗り分けはやる気がある序盤にやった方が良いかもしれません。
シールドには付属のシールを貼りましたが浮いてしまいました。
シールをキレイに貼るのは難しいです…。
おわり
塗り分けが大変なキットでしたが、完成した際の達成感もヒトシオです。
- 黄色の低い隠ぺい力は「ベースカラー」で解決
- 塗り分けは面倒でも丁寧に
- 細かい塗り分けは面相筆が吉
以上、参考になれば嬉しいです!
HGUC ガンダムTR-1[アドバンスドヘイズル]
1,760円 2005年11月発売(公式サイト)
黄色や赤はベースカラーを使うと発色が格段に良くなります!
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