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HG

ガザCをオレンジの訓練機に全塗装!色鉛筆でグラデーション!【ガンプラ作例】

筆塗りおじさん

HGガザCのカラーリングをガラッと変え、色鉛筆で表情付けした作例です。

鮮やかなオレンジの機体を目指したので、ウェザリングはせずに仕上げました。

使用キット

HGUC 1/144 ガザC
1,650円 2006年04月発売(公式サイト

ガザC、作ってみるとめちゃめちゃ変わった機体でした。

可変機なのでトリッキーなデザインで、後ろから見ると腕・胸はフレームがむき出しになっています。

そんな特徴的なガザCですが、成形色の紫が少しくどい印象だったため、グレーとオレンジでカラーリングをガラッと変えてみました

色鉛筆で若干のグラデーションも描き込んでいるので、カラーリングの参考になれば嬉しいです!

それでは、本編をどうぞ!

1.全体像

ガザC 正面
設定

アクシズに大量配備されたガザCですが、終戦と共に用済みとなった機体の不法投棄が問題に。

モビルスーツのパイロット育成にと民間企業が買い取り、カラーリングを変え練習機となりました。

民間に下げられ訓練機になったガザC」の設定で、オレンジを主体としたカラーリングに塗装しました。

スジボリでパネルラインを追加し、オレンジ・グレーで塗り分けています。
オレンジ・グレーともに2色使い濃淡で表情付けし、色鉛筆でなんちゃってグラデーションを施しました。

いつもはつや消しのトップコートを吹きますが、つるっとした見た目が印象的だったので半光沢にしました。

Color Recipe

カラーレシピ

本体等 オレンジ部
オレンジイエロー 50%
+ シャインレッド 20%
+ ベースイエロー 30%

関節部
マホガニー 50%
+ ニュートラルグレー 50%

脚部爪
ニュートラルグレー 100%

本体等 オレンジ部
オレンジイエロー 40%
+ シャインレッド 30%
+ ベースイエロー 30%

関節パイプ部
※失念

砲身・バーニア
シルバー 100%

本体等 グレー部
ニュートラルグレー 50%
+ グランプリホワイト 50%

本体等 グレー部
ニュートラルグレー 70%
+ グランプリホワイト 30%

※すべてアクリジョン

2.工作

▲脚部パーツは中央に目立つ合わせ目がパックリ出ます。そのため可動するカバーパーツは後ハメ加工必要ですが、それほど難しくありません。カバーパーツ側の軸を少し短くカットし、脚部パーツ側のダボ穴を少し切り欠いて後からハメられるようにしてやります。

▲筆者定番の関節周辺パーツを削り込み、装甲の重なりを表現する工作です。関節周辺をぐるりとスジボリし、内側になる部分をデザインナイフのカンナ掛けで削って段落ちさせます。(オレンジの部分)精密感が出るのでおススメの工作です。

▲肘関節の内側も、装甲パーツを彫り込み何やらそれっぽいディテールを施しました。機能的な意味にはありませんが、密度感を出したかったのです。

▲ 頭部側面にマイナスモールドを3つ並べました。細かいモールドを彫り込んでやると精密感が出ます。こまごました作業で少し面倒ですが、オススメです。

▲ 左肩の装甲にはメンテナンスハッチを彫り込みました。パカっと外して内部メカを整備する想定です。スジボリに意味を持たせると説得力が出ます

▲ 特徴的な背負いモノは余白たっぷりでどうしてもスジボリしたくなります。宇宙船をイメージてパネルラインを彫り込んでみました。

3.塗装

▲両肩のバインダーはオレンジの濃淡で塗り分けました。裏側のフチも丁寧に塗り分けると完成度が上がります。ただ、オレンジは発色しにくい色なのできれいに塗るのは苦労しました。ベースイエローと通常色を混ぜて発色を良くしています。

▲グレー主体の機体色のアクセントに、オレンジを塗り分けました。塗り分けをイメージしながらパネルラインをスジボリしたので、イメージ通りの仕上がりになりました、爪のオレンジは濃淡で塗り分けておりグラデーション風に見えます。

▲ナックルバスターも塗装をイメージしながらパネルラインを彫り込み、オレンジの濃淡で塗り分けました。音字の色鉛筆でほんの少しグラデーションを加え、イイ感じに情報量が増えたと思います。

色鉛筆を使うとガンプラのグラデーション表現が手軽にできます。
つや消しのトップコートを吹いた後、色鉛筆を擦りつけます。(つるっとしていると色が乗りにくいのです)
色数が多い方が自然なグラデーションに見えるので、まずは72色セット程度のものがお手頃です。

4.デカールワーク

デカールは機体配色に合った白・グレー・オレンジをチョイスしました。

また、大き目のナンバリングデカールの周辺に小さなコーションデカールを散りばめました。大小のデカールを組み合わせると密度感が出て見栄えが良くなります。

おわり

ポーズ1
ポーズ2
ポーズ3

設定色をガラッと変えられるのが全塗装の醍醐味ですね。
ABSがギシギシ言うので怖くて変形はさせられません

店頭で見ることはほとんどないですが、変形MSならではの変わった作りが楽しいので入手したら作ってみてください。

以上、参考になればうれしいです。

それでは、ステキな筆塗りライフを!

使用キット

HGUC 1/144 ガザC
1,650円 2006年04月発売(公式サイト

BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
¥2,700 (2024/11/17 23:25時点 | Amazon調べ)

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プロフィール
筆塗りおじさん
筆塗りおじさん
会社員 | リビングモデラー
筆塗り大好き「筆塗りおじさん」です!

・北海道札幌市在住
・IT系企業に勤める会社員
・2020年から本格的にガンプラ製作を開始
・得意:筆塗り・スジボリ
・GANSTA(ガンスタ)のいいね数 3,834
・製作ペース:8体/年

筆塗りを楽しみながら、アクリジョンのすばらしさ、ガンプラ製作の楽しさを発信しています。
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