工作でジムコマンドをエース機に!ー白は白で塗っちゃダメ?【ガンプラ作例】

量産機のジムコマンドに工作を施し、特務仕様機に見立ててアクリジョンで全塗装しました。
自宅に転がっていたジムコマンドを見つけ、改造して個性を出してみようと思い立ったのでした。
HGUC 1/144 ジム・コマンド(宇宙仕様)
880円 2004年11月発売(公式サイト)
- 量産機だけど個性を出してみたい!
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 工作
- 全体にスジボリ
- プラ板で装甲を追加
- バックパックを換装
- プラ棒でセンサーを増設
- 筆塗り全塗装
- エナメル塗料でスミ入れ
- トップコート
それでは本編をどうぞ!
1.全体像


全身にスジボリでパネルランを追加し、プラ板で増加装甲を表現しました。
バックパックは転がっていたジャンクパーツから拝借。武器にもジャンクパーツを取りつけました。
赤はシャインレッドに少量のベースレッドを混ぜ発色を向上。
グレーはガルグレーをそのまま塗り、細かい部分を細筆で塗り分けしています。

2.ディテールアップ工作
2-1.スジボリ
まだまだヘタクソでガタガタ・へんてこなデザインのスジボリですが、少し上達を感じられるようになってきました。
”彫りたい欲”が全面に出ており、機能性やデザインとの調和がおざなりです。
兵器然としたパネルラインや、整備などの機能性を考えたスジボリを目指したいものです。
まあ、スジボリは数をこなさないと上達しないので、段階を踏んでいくことが大事です。
2-2.プラ板工作
エースパイロット用の特務仕様機なので簡単にやらるようではいけません。
プラ板で増加装甲を取り付けました。
デザインナイフで切り出したウェーブのプラ版(0.3mm厚)を、肩や腰、脚などに接着しています。
ウェーブのプラ板は少し柔らかい素材でメモリ付きなので初心者にも扱いやすくおススメです。

2-3.ジャンクパーツの取り付け
ジャンクパーツ(余ったパーツ)はお手軽改造にピッタリです!

▲ゲルググマリーネさんのバックパックを拝借し、ジムコマンドに換装しました。接続軸の形状が合わないので切り落とし、積層したプラ板をタミヤセメントで強引に接着しています。そのため取り外しできません。プロペラントタンクのおかげで稼働時間が強化されています。

▲定番のブルパップマシンガン。転がっていたシナンジュの余剰パーツをタミヤセメントでポン付けし、ビームが出そうなマシンガンにしてみました。雰囲気重視なので設定にはこだわってません。

キットを組み終わったのにランナーにパーツが残っていることがありますよね。使わず余ったパーツは取っておきましょう。改造に使えます。
特に武器やハンドパーツはあまることが多いです。
筆者はこのように、100円ショップで買ったプラスチック収納に余剰パーツを保管しています。
興味のない人から見ればゴミですが、筆者にすれば宝の山です(笑
3.筆塗り塗装
3-1.細部の塗り分け
細かい部分を丁寧に塗り分けると精密感が出て、作品の完成度が高まります。
3-2.失敗!白の塗装

シールドは消耗品なので一般機と同じものを使っている設定にしました。
白いパーツにホワイトを塗りましたが、白すぎて嘘っぽくなってしまいました。発泡スチロールに見えなくもないです。
白はホワイトを塗るのではなく、グランプリホワイトのような白に近い別の色を塗ると違和感が消えてよいと思います。
▼白いパーツにはわずかにくすんだグランプリホワイトがオススメです。

おわり

改造と塗装を組み合わせると、表現の幅が広がりますね。
※キットはあまり動かないのでポーズが決まりませんが…。
- ベースカラーを混ぜると発色が良くなる
- プラ板は下書きで同じ形状を切り出す
- 細かい塗り分けで精密感が上がる
- 白はそのまま塗らず別の色を少量混ぜる
以上、参考になれば嬉しいです!
HGUC 1/144 ジム・コマンド(宇宙仕様)
880円 2004年11月発売(公式サイト)

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