※弊サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

HG

マッシブなジム改をウェザリングで歴戦の量産機に!【筆塗り部分塗装】

筆塗りおじさん

記事を書いた人

筆塗りおじさん
筆塗りおじさん
会社員 | リビングモデラー
Profile
アクリジョンのすばらしさ、筆塗りHowto、ガンプラ製作の楽しさを発信しています。
・北海道札幌市在住
・IT系企業に勤める会社員
・2020年から本格的にガンプラ製作を開始
・得意:筆塗り・スジボリ
プロフィールを読む

【PR】
ガンダム作品も充実

プライム会員なら見放題+お買い物の送料が無料に!

HGジム改の装甲カラーを変更し、ウェザリングに重点を置いて仕上げた作例です。

スジボリなどのディテール追加は行わず、塗装だけで情報量の追加を目指しました。

使用キット

HGUC 1/144 ジム改
1,320円 2010年08月発売(公式サイト

ジムの後期生産型をベースに若干の仕様変更を行った機体なんですって。劇中での登場シーンはあまり多くなかった印象です。

塗装はブルーの部分だけで、大部分を占めるサンドカラーの部分は無塗装です。
成形色はベージュでしたが、ウェザリングでサンドカラーになりました

塗装をせずとも雰囲気を変えることができるので、ウェザリングの参考になれば嬉しいです!
(厳密にはウェザリングも塗装の一種ですが)

それでは本編をどうぞ!

1.全体像

ジム改_正面
ジム改_背面

設定色は好みでなかったため、紺色部分を少し明るいアクリジョンの「ミディアムブルー」で塗り替えました。
くすんだいい色ですよ。

ベージュの装甲部分はMr.ウェザリングカラーのウォッシングだけで色味を変えてみました。
印象がガラッと変わりますね。

毎度おなじみですが、肩や足の装甲裏やシールドの裏は「ベースグレー」で暗く塗っています。

ふでおじ
ふでおじ

頭部のカメラアイは、内側をシルバーで塗ると光って見えオススメです!
簡単です。

BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
¥2,700 (2025/03/09 05:46時点 | Amazon調べ)
素組み

▲成形色のジム改さんはこちら

2.部分塗装

頭部の塗り分け

▲頭部のバルカンをシルバーで、頬のダクトをベースグレーで塗り分けました。細かい箇所ですがチョコっと塗るだけで完成度があるので塗り分け推奨です。(シルバーはつや消しを吹いたのでただのグレーになっちゃいました)

腹部・腰部の塗り分け

▲腰部の「V」マークの周辺をベースグレーで塗り分け「V」マークが目立つようにしました。成形色のままだと、写真でグレーになっている部分もベージュなのでマークが目立ちません

▲頭頂部のセンサーを蛍光グリーンに、バックパック中央の丸いモールド(?)はシルバーに、バーニアノズルもシルバーに塗り分けました。シルバーを塗った後のつや消しトップコートは、マスキングしないとツヤが無くなりますね…。

腰装甲の裏
スリッパの内側

地味な作業ですが、筆者はほぼ必ず装甲の裏をベースグレーで塗っています。
全体を汚しているのに、ポーズをとってチラっと見える装甲裏がキレイな成形色だったらおかしいですよね。

そうならないために、塗装フェーズの最初に裏側をベースグレーで塗るようにしています
カンタンに完成度が上がるのでオススメです。

3.ウェザリング

3-1.ウォッシングで色味を変更

脚部の色味
ベージュの装甲
シールドの色味
シールド

全体をブラウン系のMr.ウェザリングカラーでウォッシングし、装甲の色味を変えました。
使ったのは

ステインブラウン
サンディウォッシュ

の2色で、ステインブラウンで濃いめのフィルタリングとスミ入れを、サンディウォッシュで色に深みを出してみました。

3-2.重力下運用を想定した汚し

上半身
下半身
下半身 背面

ジム改は劇中で重力下で運用されていたので、それに合った汚し塗装を施します。

ウォッシングした塗料を拭き取る際、重力方向に綿棒を動かすと汚れ具合が自然な感じになります。

また、リアルタッチマーカーのブラウンを細のペン先でちょんとやり、指で擦って伸ばしてやるとカンタンに雨だれの表現ができます
胸ダクト下、フロントアーマー、脚部ヒザなどに雨だれを描き込んでいます。

3-3.ドライブラシと色鉛筆でハイライト

脚部のハイライト
スリッパもハイライト
シールドは割れました。
シールドは割れてしまいました

Mr.ウェザリングカラーのホワイトダストというベージュの様な色を、ドライブラシでエッジに乗せていきます。

ドライブラシ

筆につけた塗料をカッスカスに拭き取り、乾いた状態でわずかに塗料を載せる技法

おまけで白い色鉛筆でエッジにハイライトを載せれば、MSの角張った印象が強調されます

シールドパーツのハメ合わせ部分が割れてしまいました。(3枚目)

Mr.ウェザリングカラーは油彩系の塗料で、プラスチックに浸透するとパーツを脆くします
トップコートが吹き足りないとパーツに浸透し、負荷がかかる部分は割れることがあるので注意です。(自戒を込めて)

おわり

ポーズ1
ポーズ2
ポーズ3

スジボリなど手間のかかる工作をしなくとも、塗装だけで情報量を増やしてみました。

まとめ
  • 装甲裏を塗り成形色のチラ見えを予防
  • カメラアイはシルバーで発光表現
  • 重力下汚れは拭き取り方がポイント

以上、参考になれば嬉しいです!

使用キット

HGUC 1/144 ジム改
1,320円 2010年08月発売(公式サイト

確かHGで初めて腕の二重関節が採用されたキットではなかったでしょうか。少し腕が長くプロポーションは良くありませんが、マッシブなジムが好きな方はぜひ作ってみてくださいね!

BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
¥2,700 (2025/03/09 05:46時点 | Amazon調べ)

▼汚し塗装ならMr.ウェザリングカラーにお任せ!ホワイトダストなど茶色以外の色を使っても面白いですヨ!

GSI クレオス(GSI Creos)
¥411 (2025/03/19 16:00時点 | Amazon調べ)
GSI クレオス(GSI Creos)
¥318 (2025/03/09 05:46時点 | Amazon調べ)

よろしければ「いいね」して頂けると励みになります!

コメントを残す

プロフィール
筆塗りおじさん
筆塗りおじさん
会社員 | リビングモデラー
アクリジョンのすばらしさ、筆塗りHowto、ガンプラ製作の楽しさを発信しています。
・北海道札幌市在住
・IT系企業に勤める会社員
・2020年から本格的にガンプラ製作を開始
・得意:筆塗り・スジボリ

【PR】
ガンダム作品も充実

プライム会員なら見放題+お買い物の送料が無料に!

記事URLをコピーしました