寸詰まりアレックスのバランスを調整し、配色でカッコよく仕上げる!【ガンプラ作例】
動かないことで有名なHGのガンダムNT-1 アレックスを、プロポーション変更と筆塗り全塗装で仕上げました。
プロポーション変更は初めての試みで、かなり苦戦しました。
HGUC 1/144 ガンダム NT-1
1,650円 2004年06月発売(公式サイト)
設定画に忠実ではありますが、胴が短く腕の長さも足りないためちんちくりんに見えてしまい、どうしてもそのまま組むのははばかられました。
古くてオモチャっぽいキットですが、工作とカラーリング変更でカッコよく仕上げました。(手前味噌)
参考になれば嬉しいです!
それでは本編をどうぞ!
1.全体像
組んだ際にどうしても寸詰まりな印象があり、プロポーション変更を敢行しました。
胴 … 3mm延長
前腕 … 2mm延長
腰サイドアーマー … 1.5mm延長
見よう見まねで初めての延長工作にチャレンジ。ノコギリでパーツを切断し積層したプラ板を挟み込んで接着しました。
特に前腕はホワイトとブルーのパーツに分かれており、初心者の筆者にはとても難しいものでした。
ノコギリの扱いにも慣れておらず、左右の腕の形がばらついてしまいました。
▲塗装前のアレックスさんはこんな感じ。プラ板の工作箇所がグレーでわかりやすいです。
2.工作
▲前腕をプラ板工作で延長しましたが、切断した腕をプラ板で挟み込んで接着する際に曲がってしまい、キレイに仕上がりませんでした。
おまけにブルーのパーツは少し歪み、ホワイトのパーツに密着しなくなりました。これは練習しないと上手くならないですね。
▲設定画に忠実ではありますが、サイドアーマーがあまりに小さく見えたので、ノコギリで切断しプラ板を挟み込んで大きくしました。
こちらは前腕に比べてうまくいった気がします。
▲肩アーマーの上部にプラ板で謎のモールドを追加しました。肩上部を加工したカッコイイ先人たちの作例をイメージしましたが、出来ばえはビミョーになりました(笑
▲鎖骨付近の黄色いダクトは別パーツ感を出すため、既存のものをくりぬいて開口し、ランナーを切り出して成形したものをハメ込みました。初めてやった工作ですが割とうまく別パーツ化できたと思います。
▲胸部の黄色いダクトは、0.6mmのタガネで小さなミゾを彫り込みました。後から見るとあまりカッコよくなく、やらなければよかった工作でした(笑
▲フロントアーマーに元からあるモールドのデザインがダサくて気に入らなかったため、瞬間接着剤を流し込んで埋めたあと、好みのデザインに彫り直しました。瞬間接着剤を使えばモールドを埋めることができます。
3.オレンジのアクセント
オレンジをアクセントカラーに配色しました。
バーニアの内側や、地球連邦軍の「V」マークを細筆で丁寧に塗り分けると、完成度が高まります。
バーニアは外側をシルバー、内側をオレンジで塗ることで、シルバーの輝きがイイアクセントになりました。
デカールは配色と合わせてチョイスし、オレンジ、ダークグレイをのものを貼り付けました。
▼何かと使えるハイキューパーツの1/144 コーションデカール(グレー&オレンジ)
おわり
※このキット、全然動かないので、ポージングにバリエーションがありません。
初のプロポーション変更で大苦戦でしたが、やってよかったと思ってます。
失敗を恐れずチャレンジすることが大切だということです。
- プロポーションが気になったら改修しちゃおう!
- アクセントカラーを意識すると統一感が出る
手を入れなくてもカッコイイ新しいキットより、古くてダサいキットの方が作り甲斐がありますよね。
是非、古めのキットに手を入れてかっこよく仕上げてみてください!
以上、参考になれば嬉しいです!
HGUC 1/144 ガンダム NT-1
1,650円 2004年06月発売(公式サイト)
▼アレックスを作るなら専用のデカールでカッコよく飾りたいですね!
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