【ガンプラ作例】ズゴックは甲殻類!?オリジナルカラーで「ズゴック・トロピカル」
HGズゴックを「熱帯配備型」をテーマにオリジナルカラーで塗装しました。
適度な情報量の追加と、独自配色での塗装がポイントです。
HGUC 1/144 MSM-07 ズゴック
770円 1999年11月発売(公式サイト)
店頭でたまたまHGのズゴックを見つけ、懐かしくなって購入しました。
そのまま作るのは面白くなかったので、スジボリで情報量を加え配色を変えてみました。
スジボリ・カラーリングの参考になれば嬉しいです!
それでは、本編をどうぞ!
1.全体像
熱帯配備仕様のズゴック。
水陸両用MSの技術向上を目論むジオニック社と、販路拡大目を指し利害が一致したMIP社とでOEM契約を締結、ジオニック社がその開発を担った。
水冷システムの性能向上によりジェネレータ出力の稼働・攻撃への転化が容易に。従来機の稼働時間2割増しを実現。
ジャブローなどの熱帯雨林に少数が配備された。
甲殻類を思わせる見た目からエビ・カニをイメージし、鮮やかな配色を目指しました。
腕や足、バックパックへのディテール追加は極力抑え、シンプルに仕上げています。
本体等 オレンジ部
オレンジ 50~20%
+ つや消しホワイト 50~30%
+ ニュートラルグレー 10%程度
本体等 青緑部
エメラルドグリーン 70%
ブルー 30%
本体等 グリーン部
エメラルドグリーン 50~70%
+ つや消しホワイト 20~30%
+ ブルー 10~20%
バックパック
オレンジ 60%
+ つや消しホワイト 40%
頭部 ミサイル弾頭
つや消しレッド 100%
アイアンネイル
黒鉄色 100%
本体 ホワイト部
ベースホワイト 50%
+ グランプリホワイト 50%
※すべてアクリジョン
2.工作
▲ 頭頂部は、ミサイルのメンテナンス時に取り外すことを想定したデザインで彫り込みました。適度に情報量が増えてお気に入りです。
合わせ目を消したはずの方は、製作過程で合わせ目が復活してしまいました。
▲丸みを帯びたパーツで構成される手足の蛇腹はシンプルに仕上げたく、関節付近に曲線を、蛇腹部分は直線をスジボリしました。水中でも運用する機体なので、パネルラインが多いのは不自然ですもんね。
▲定番の工作「ネイルのシャープ化」。デザインナイフの背中で、ネイルの刃先が鋭くなるようカンナ掛けします。両手で6本あり少々大変ですが、見栄えが良くなるのでやっておきたい工作です。
3.塗装
3-1.グラデーション
▲胴体はパネルラインでグラデーションになるよう調色したオレンジを濃淡で塗り分けました。グリーンのダクトフィンは下に向かって濃くなるようグラデーションにしています。
▲腕・足の蛇腹は、下に向かってグリーンが濃くなるに調色した色を塗りました。少しわかりにくいですが、そういわれるとグラデーションに見えませんか?
▲こんな感じでうっすら段階的に色が濃くなっています。(わかりますかね…^^;)
3-2.塗り分け
▲アクセントにアクリジョンベースホワイトで白いラインを描き込み。はみ出しにくくするため周りをケガキ針で彫り込んでいます。塗る時は息を止めて手をプルプルさせてます。(マスキングするのが面倒なのです)
▲尖らせたアイアンネイルはアクリジョンのシルバーでハゲチョロを描き込み。メガ粒子砲の砲身は面相筆でシルバーを描き込みました。
▲モノアイは付属のピンクのシールをペタッとしてから筆で発光状態を描き込みました。近づくとガタガタですが遠目ならグポーンに見えるかも!?
4.デカールワーク
▲デカールは機体の配色に合わせて白・オレンジを中心に散らばしています。ジオニック社のMSではないのですがロゴをペタッと。雰囲気です(笑
▲てっぺんにはジオン群の部隊マークを、ミサイルのそばに赤いコーションマークを貼っています。余白を埋めるように適度なバランスをとるのが肝要です。
▲白・オレンジ・グレーは色のバランスがいいような気がして、多用しています。
おわり
HGのズゴックは古いですがプロポーションは文句なくカッコイイです。
ABS製の肩関節がユルユルになったので、瞬間接着剤で軸を太らせました。
作りは古臭いですが安価で、店頭でもよく見かけるのでぜひ作ってみてください!
以上、参考になればうれしいです。
それでは、ステキな筆塗りライフを!
HGUC 1/144 MSM-07 ズゴック
770円 1999年11月発売(公式サイト)
▼組むとパーツの少なさにびっくりします。あっという間に完成し、かつカッコいい!リバイブ版が出ないのもナットクです。
▼ジオンマークを貼りたいならガンダムデカールにお任せ!
コメントを残す