デカールは貼りすぎない-EGガンダムをバランス良くドレスアップ!

EGガンダムにデカールを貼ってドレスアップしてみましょう!
EGガンダムはディテールがあっさりしているので、デカールで情報量のUPを図ります。使うのは水転写式のデカールです。
貼り過ぎるとうるさくなるので、バランスをとるのが肝要です。
- 水転写式デカールの貼り方
- 貼ったデカールの保護方法
- デカールの段差の消し方
【シリーズ記事】EGガンダムを作る!
貼る場所ひとつで作品の印象が大きく変わるので、奥が深いのがデカール貼りです。
それでは本編をご覧ください。
- 必須
- お好みのデカール
- デザインナイフ ※カッターも可
- ピンセット
- 水
- デカール用接着剤
- 綿棒(水分の拭き取り用)
- スプレータイプのトップコート
- あると良い
1.水転写式デカールを貼る
1-1.好きなデカールを用意しよう
デカールは種類が多く、購入経路も豊富です。
あまたのデカールからお気に入りを用意しましょう。
本記事で使うデカールはこんな感じです。

謎のデカール

(ハイキューパーツ)

(ハイキューパーツ)


(ハイキューパーツ)

(ハイキューパーツ)

1-2.デカールを貼っていく

さっそくデカールを貼っていきます。まずはガンダムのシールドです。
デカールを切り出す → 貼る → 位置を調整 → 水分を拭き取る の順で作業していきます。

▲貼りたいデカールを台紙から切り出します。周りのデカールを切ってしまわないよう注意します。

▲デカールを切り出しました。小さいものは飛んでいってなくなることがあるので注意して扱います。

▲切り出したデカールをピンセットでつまみます。個人的に先が曲がったタイプが使いやすいです。

▲デカールを水につけます。2~3秒ほど水につけたら取り出し、表面のノリが溶けるまで置いておきます。

▲デカール用接着剤を用意します(Mr.マークセッターを使用)。ノリの成分が沈殿しているの良く振ります。

▲デカールの貼り付け位置に接着剤を塗布します。少し塗るだけでOKです。

▲デカールが台紙から剥がれてきました。剥がれたデカールをピンセットでつまみます。

▲ねらった位置にデカールを置きます。ピンセットでつまみにくい場合は、台紙ごと近づけてスライドさせます。

▲デカールを置いたらピンセットや綿棒でちょんちょんと位置を調整します。

▲位置がきまったら、綿棒を転がして水分を吸い取ります。デカールがズレないようやさしく転がしましょう。

▲デカールが斜めになってしまいました!でも慌てない。濡れているうちは位置の調整ができるのです。

▲ピンセットや綿棒でデカールを少しずつズラせばこのとおり!まっすくになりました。
1-3.デカール貼りのコツ
デカール貼り自体はそれほど難しくないが、慣れなと失敗することがあります。
初心者の方は次のことを意識すると良いでしょう。
- 水につけたらしっかり待つ
- デカールは慎重に扱う
- 落ち着いて位置を調整する
- 水分はしっかり拭き取る
- 最後に全体を点検する
▼詳細は次の記事にまめています。

▼デカール貼りにはマストアイテムのMr.マークセッター。

2.デカールを保護する
デカールを貼り終えたら、トップコートを吹いて保護しましょう。
接着剤を使ってはいますがデカールは剥がれやすく、突然いなくなることがあります。
上からトップコートを吹いておけば安心です。
2-1.トップコートを吹く

▲缶スプレータイプのトップコートを吹いていきます。今回は「Mr.スーパークリア 半光沢」を使います。
※缶に、デカールの上から吹くなとありますが、支障が出ていないので使っています。

▲デカールを貼ったパーツたちを塗装用持ち手棒にセットします。

▲パーツはすべてバラす必要はなく、足や胴体、腕などのまとまりにすれば大丈夫です。
※大きすぎると持ち手棒から落ちることがあるので、大きい場合はさらにばらします。

▲トップコートは吹く前によく攪拌します。缶の中に「玉」が入っているので円を描くように回します。

▲吹き始めは勢いが強いのでパーツから外します。そして、パーツから20cm程度離して吹きましょう。
※臭いがキツイので屋外での実施を強くオススメします。

▲吹き終わって乾いた状態がこちら。うまく保護することができました。
よく見ると、デカールの周辺が盛り上がり、すこし段差ができています。
2-2.デカールの段差を消す

ペラペラのデカールですが、貼ると周辺に段差ができます。
気になる人は1000番程度のヤスリで削って段差を消しましょう。

▲トップコートを吹いたデカール部分を、1000番のヤスリで削ります。やり過ぎるとデカールも削れてしまうので慎重に削りましょう。

▲ヤスリで削って再びトップコートを吹いた状態がこちら。段差が消えて、あたかも最初から印刷されていたように滑らかです。

▲シールドに貼ったデカールも、光の当たり方によって段差が目立ちます。

▲こちらの段差はうまく消せず、ヤスリがけ→トップコートを4回ほど繰り返し、何とかこの状態にまでなりました。デカールは商品によって厚みが異なり、段差を消すのが難しいものもあります。
▼デカールの保護、段差消しの詳細はこちらの記事にまとめています。良ければご覧ください。
まとめ
以上、EGガンダムを水転写式デカールでドレスアップする解説でした。
所属部隊マークや注意マークをバランス良く貼れば、作品の完成度がグンと上がります。
是非、お気に入りのデカールを見つけて作品をドレスアップしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
それでは、ステキな筆塗りライフを!
▼白いガンダムには赤いデカールが映えます!
▼デカール貼りにはマストアイテムのMr.マークセッター。

ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム
770円 2021年05月発売(公式サイト)


▼本記事で紹介したEGガンダムの作例ページです。

コメントを残す