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道具

ピンバイスで工作しよう!ガンプラの穴あけ作業、スジボリのつよーい味方

筆塗りおじさん

プラモデルの組み立てやディテールアップなどの場面で、部品に穴をあける作業に必要なのが「ピンバイス」です。

ガンプラの作例で、穴の開いた装甲を見たことはありませんか?
その穴を開けるのに使うのがピンバイスで、次のような見た目の道具です。

そう聞くと、ピンバイスが穴を開ける道具と思うかもしれませんが、実は違います
ピンバイスは工具を固定するための道具で、それ単体で穴を開けることはできません

穴を開けるには、別売りのドリル刃を装着する必要があります。

今回はそんなピンバイスについて詳しく解説します。

  • ピンバイスってどんな道具?
  • どうやって使うの?
  • 持ってた方がイイの?
  • 穴あけ以外の用途はあるの?

こんな疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。

1.ピンバイスとは

1-1.固定する道具

前述の通りピンバイスとはドリル刃などの工具を固定する道具です。

「バイス」とは日本語で”万力”の意味で、物を強い力で挟み付けて硬く固定する道具を指します。

よく、ピンバイスをドリルが付いた道具だと勘違いを見かけますが、実は違うのです。

今回はメジャーなタミヤの「精密ピンバイスD(0.1~3.2mm)を使って解説していきます。

1-2.刃をセットする

ピンバイスの先端

▲ピンバイスは先端が金属の二重構造になっており、中央に穴が開いています。

この穴にドリル刃などの軸を差し込み、周りの金属部分で挟み付けて固定するのです。

▲上の方にあるギザギザの部分を反時計回りに回すと、ピンバイスが緩みます。

ある程度緩んだら、中央の穴に固定したいもの(写真ではドリル刃)を差し込みます。

▲今度はギザギザ部分を時計回りに回し、ピンバイスを締めていきます。これで差し込んだものを固定できます。

固定できました

▲セット完了!

ドリル刃をピンバイスに固定できました。簡単ですね。
金属製なので、持つとずっしり重みを感じます。

ちなみに、写真の精密ピンバイスD(0.1~3.2mm)軸径0.1~3.2mmのものを固定できます。
0.1mmより細い、または3.2mmより太いものは固定できません。

▲余談ですが、上部のギザギザを緩め続けると外れてしまいます。

取り付ける際、ここまで緩める必要はありません。

緩め過ぎました。

1-3.穴を開ける

パーツを削ります

▲パーツにドリル刃を押し当て、ピンバイスをくるくると回転させます。

ドリル刃は固定されているので、ピンバイスを回せばドリルが回転しパーツが削れていきます。

▲ご覧の通り、ミリタリーテイストな作例でよくみるパーツの穴あけができました。

いきなり大きな穴を開ける失敗する場合があるので、細いドリル刃から使い、徐々に大きいものに取り替えていくのが良いでしょう。

穴が開きました。

1-4.ドリル刃は別売り

穴を開けるにはピンバイスのほかにドリル刃の購入が必要です。

タミヤから、太さが異なるドリル刃のセットが出ているので、ピンバイスと合わせて購入すると良いでしょう。

タミヤのベーシックドリル刃セットです。
径が異なる5つのドリルが入っています(1,1.5,2,2.5,3mm)

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2.穴あけ以外の用途

対象物の径が差し込めるサイズなら、ドリル刃以外もピンバイスで固定できます。

筆者が良く使うのはスジボリカーバイトというタガネです。
スジボリでお世話になっています。

▲タガネの一種であるスジボリカーバイトです。本体は小さくそのままではスジボリできないので、ピンバイスにセットします。

スジボリカーバイトの径は3.175mmなので、3.2mmまで固定できるタミヤのピンバイスならセット可能です。

▲タガネをセットしました。こうすることで鉛筆のように持ってスジボリすることができます。

タガネをセット

▲筆者は普段、刃幅が0.2、0.3、0.6mmのタガネを使い分けています。

幅を変えるたびに着脱するのは面倒なので、ピンバイスを3つ用意し、常にタガネをセットしています。

なにかと重宝する0.6mm幅のスジボリカーバイト。
0.3mmもあると便利です。

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3.ピンバイス購入時の注意点

ピンバイス購入時の注意点は「径が合うか」です。

固定したいドリル刃などの軸径が、ピンバイスが許容する軸径の範囲内であるか、確かめて購入する必要があります。

ピンバイスの商品名にはほぼ必ず、許容する径の範囲が表記されているので、固定したいドリル刃などの軸径に合ったものを購入しましょう。

筆おじ
筆おじ

軸径が合うか不安な場合は、ピンバイスとドリル刃を同じメーカーのものにすると良いでしょう。

例)タミヤのピンバイス+タミヤのドリル刃 
※同じメーカーなので径が合う

まとめ

以上、ピンバイスの解説でした。

ディテールアップ工作をするなら、一つは持っておきたいのがピンバイスです。
一度買えばめったなことでは壊れず、ずっと使えるのでコスパは良いと思います。

ガンプラに穴を開け工作をしてみたい方は、ぜひ記事の内容を参考にピンバイスを購入し、工作にチャレンジしてみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

それではステキな工作ライフを!

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プロフィール
筆塗りおじさん
筆塗りおじさん
会社員 | リビングモデラー
筆塗り大好き「筆塗りおじさん」です!

・北海道札幌市在住
・IT系企業に勤める会社員
・2020年から本格的にガンプラ製作を開始
・得意:筆塗り・スジボリ
・GANSTA(ガンスタ)のいいね数 3,834
・製作ペース:8体/年

筆塗りを楽しみながら、アクリジョンのすばらしさ、ガンプラ製作の楽しさを発信しています。
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